茅葺の浄蓮寺本堂
茨城百景・観光百選

「浄蓮寺」

浄蓮寺の滝
所在地:北茨城市華川町小豆畑2733
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≪浄蓮寺の由緒≫
■浄蓮寺は、第17次遣唐僧で第三代比叡山座主となった「慈覚大師」によって、天安2年(858年)により開山さ
  れたといわれ る天台宗の古寺であり、「八葉山浄蓮寺」という。
■浄蓮寺本堂は、何度か焼失した後、安政4年(1857年)に現在の本堂が再建され現在に至っている。
  大屋根が茅葺きであるのが特色。
■位牌堂の江戸時代初期制作の木造十王及び具生神・人頭杖や、本尊の阿弥陀如来の後ろに安置されてい
  る 鎌倉後期の 銅造勢至菩薩立像は、本堂とともに、北茨城市指定文化財になっている。
■仁王門にある、木造仁王像は、1683年(天和3年)の作で、神仏分離により花園神社から移された。。
■境内にある「愛染堂」には、インド伝来といわれる愛染明王が安置されている。これは、車 城主が渡朝の際
  に戦勝祈願のため満願寺(現在の花園神社)に奉納したといわれ、神仏混淆廃止により浄蓮寺に移された
  ものである。

浄蓮寺の仁王門
浄蓮寺仁王門にある「木造造りの仁王像」は、1683年(天和3年)の作である。明治の神仏混淆廃止により、満願寺(花園神社)から移された。

浄蓮寺の鐘付き堂

愛染堂
浄蓮寺本堂は、安政4年(1857年)に再建され現在に至っている。
本堂の茅葺き屋根は1996年に葺き替えられた。

境内にある「愛染堂」には、インド伝来といわれる愛染明王が安置されている。
満願寺(花園神社)に奉納されたが、明治の神仏混淆廃止により浄蓮寺に移された。

石仏の不動明王
≪浄蓮寺渓谷と三十三観音≫
■「浄蓮寺」の東側を流れる花園川の中流部に位置する渓谷が浄蓮寺渓谷とよばれて いる。
■散策路からは、暖帯シダ類や三十三体の磨崖仏(三十三観音)が眺められる。川辺は、大小の岩により流
  れに緩急がつけられ、いくつかの滝となっている。春の新緑、秋の紅葉と目を楽しませてくれる。
■三十三観音は、渓谷の西岸にあり、浄蓮寺の右奥から彫られ、一周する形で散策路にもなっている。
■渓流に面した深い林の斜面に露出した花崗岩に刻まれた観音像は、聖・十一面・馬頭・如意輪・千手観音
  などで、これらの中に地蔵菩薩が一体だけある。
■三十三観音は、観世音菩薩が人々を救うために、この世に三十三の姿で現れるという「観音三十三身説」か
  ら生まれたもので,天台宗の聖域に三十三の霊場を設け、同じ場所で数多くの観音像を拝むことにより、多く
  の人々に観音の功徳を得させようとするもの、といわれている。
■製作者や制作年代も不明であるが、江戸時代の初期と思われる。自然石に刻まれた石仏群は、山岳信仰と
  観音信仰の史跡として貴重である。

北茨城市にある「平潟港」
■関連サイト
  北茨城市  
 北茨城市観光協会  北茨城市商工会

花園神社の三本杉

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        作成者:柴田(北茨城市在住)
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